スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

4月, 2022の投稿を表示しています

福岡市及び北九州市を中心とする北部九州都市圏における旅客輸送力の整備増強 に関する基本的計画について  (昭和46年3月11日 都市交通審議会 答申第12号)

筑肥線と直通する、福岡市地下鉄ですが、これは1971年の都市交通審議会の答申に基づくものであり、これにより北九州の小倉モノレールも建設されるきっかけとなりました。 特に筑肥線の場合それまでは、ベッドタウンとしての発展も見込まれる地域でありがながら近代化が遅れていたこともあり。この答申を機に筑肥線も一気に近代化が進むこととなりました。 現在も福岡市地下鉄の乗り入れ区間は姪浜までですが、この答申により筑肥線は近代的通勤路線として発展してこれたと言えそうです。  姪浜駅前付近   にほんブログ村 にほんブログ村 ******************************************************** 取材・記事の執筆等、お問い合わせはお気軽に blackcat.kat@gmail.comにメール またはメッセージ、 コメントにて お待ちしております。 国鉄があった時代 JNR-era ******************************************************** **************************答  申**************************** 福岡市及び北九州市を中心とする北部九州都市圏における旅客輸送力の整備増強 に関する基本的計画について   (昭和46年3月11日 都市交通審議会 答申第12号) 1.まえがき (1) 福岡市及び北九州市を中心とする北部九州都市圏は、わが国屈指の都市圏であり、全国的な交通・ 通信ネットワークの枢要な拠点である。福岡市は中枢管理機能の集積地として、また、北九州市は工 業・交通の拠点として今後さらに発展を期待されている。 本審議会は、北部九州都市圏における旅客輸送力の整備増強に関する基本的計画を策定するに当た り、通勤通学圏と目される両市を中心としたそれぞれ30km圏を対象とし、目標年次を昭和60年として、 通勤通学時における輸送力の確保と業務交通の円滑化を実現するための方策の検討を行なった。 (2) 北部九州都市圏の今後の発展状況を概観すると、福岡市を中心とする地域においては、業務地区は、 現在天神附近を中心として形成されているが、最近博多駅附近の発展が著しく、今後博多駅附近が天 神附近と並んで業務地区を形成するものとみられ、住宅地区は、